一般質問の振り返り:その6、新しい形の市民協働を

9月の議会で行った一般質問を振り返り、そのポイントを報告する記事を書いてきましたが、今回の議会分は本記事が最後となります。最後は、新しい形の市民協働について議論した内容を報告します。

習志野市には、「習志野市市民協働基本方針」という方針があり、市役所と市民との協働について考え方がしっかりとまとめられています。一方、市民活動は日々進化し、多様になっているので協働のあり方も常に更新されていく必要があります。このような問題意識で議論を行いました。

私自身、地元で町内会役員をやっていますが、町内会・自治会という街の基盤となる活動は引き続き大事にしつつも、子ども食堂、マルシェ、プレーパークといった新しい形の市民活動と行政が連携を深めていく必要があると提起しました。

行政との連携というと補助金という発想になりがちですが、私は補助金以外にも連携の仕方は多くあると主張しました。例えば、習志野市の公式LINEで市民活動情報を提供する、習志野市が後援という形で支援して活動の信用度を高める、市役所の場所を市民活動の場所として提供する、といったことも考えられます。

市長からは、

市民協働によるまちづくりを推進していくためには、担い手の高齢化や求められるニーズの変化などにも対応していく必要があります。それぞれの役割、支援の在り方、新たな取組への対応なども検討しながら、市民と行政との協働型社会の実現を目指して各種施策を展開してまいります。

という回答をいただきました。言及のあった「新たな取組への対応」について、積極的に具体的なアイデアを提案して、具体的な成果を出していこうと考えています。

多様でワクワクする市民活動が市内のあちらこちらで広がる街、そんな習志野を目指します。

 

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