ワクワクする街を創るためのマスタープランを!

習志野市の街創りは場当たりなものと言わざるを得ません。JR津田沼駅南側の農地を市街地として「奏の杜」としましたが、小学校が足りず、一部の子供は路線バスに乗って谷津南小学校まで通学しています。一方で、市南部の秋津や香澄では人口が減少してきており、一時、秋津小学校と香澄小学校の統廃合が検討されたこともありました。そして、次は鷺沼の農地を市街地化していく計画があります。

 つまり、市全体のバランス、学校等の生活にとって不可欠な公共施設の配置を考えずに、場当たり的に開発を進めてしまっているということです。鷺沼の開発で鷺沼小学校は移転するそうですが、その移転した後はどうするのでしょうか。旧市庁舎の跡地のように、何も考えずに更地にしておくのでしょうか。民間に土地を売却、貸与してしまうのでしょうか。

 「市街地化できる土地があったから市街地にしよう」という単純な発想ではなく、習志野市の住環境を考えてどのように持続可能な街を創るのか、世代交代が進む中で新しい人口を呼び込む循環を創り出すのか、長期的な視点が全く足りていません。ワクワクする街を創るためのマスタープランがありません。残念ながら、これが習志野の街づくりの現状です。

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