昨日は、令和7年度第1回習志野市学校給食運営委員会を傍聴してきました。今回は令和7年度の学校給食基本方針が報告事項として入っていたので、その内容に注目していました。
方針として、「食育の充実と安全・安心な学校給食の実施」という施策の下に、
保護者の経済的負担軽減を図る。
という記載が盛り込まれていました。
これは、昨年度下半期から物価高騰分の食材費を公費負担としたことを踏まえた記載と捉えました。しかし、私は、学校給食については、そもそも無償にすべきという考えなので、習志野市の取組はまだまだ不十分です。
そして、今後の課題としては、国は来年度から学校給食を無償化する方針ですので、国による無償化にどう向き合うのか、ということになります。無償化自体は喜ばしい話ですが、無償化によって「安かろう悪かろう」となってはいけません。無償化によって国庫負担となりますが、厳しい財政状況を踏まえて給食材料費を最低限としてその内容が乏しいものとなってしまっては、子どもを育くむことにつながりません。
国から自治体への連絡は秋以降になるのではないかと思いますが、自治体としては今から様々な検討をしておいて、子どもにとって最良の給食無償化となるように取り組む必要があります。具体的な提案ともに取り組んでいきます。
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