今日は、習志野市議会第一回定例会の最終日、各議案の採決となりました。
私は、熟考した結果、令和7年度習志野市一般会計予算に対して修正提案を行いました。内容は、秋津サッカー場人工芝化に要する予算4億円762万7千円を予算原案から削除するものです。
財務、安全、環境等、あらゆる面において4億円以上の工事費をかけて人工芝にする妥当性はありません。4億ものお金をかけて環境に負の影響のある人工芝を敷くよりも、今の天然芝のままで利用日を増やせばいいだけの話です。
市民のための施設ですから、最高水準のクオリティーでなくとも天然芝をもっと頻度よく使っていけばよいと考えています。まずは、天然芝の使用頻度を最大限まで上げたうえで収支や利用状況の変化を確認することが妥当な対応です。
人工芝に反対する理由に想いを込めて、そして、具体的な数字も交えて提案しましたが、残念ながら、9-18という採決によって否決されてしまいました。
9票(人工芝化反対)は、提案者の私1名に加えて、日本共産党3名、民意と歩む会3名、市民の会2名、でした。
18票(人工芝化賛成)は、真政会(自民党)5名、元気な習志野をつくる会(自民党)5名、公明党4名、環境みらい3名、都市政策研究会(自民党)1名、でした。
大変残念ですが、民主主義の仕組みにおいて、説明を尽くし、議論をして、採決としての結果ですので受けとめるしかありません。原因は私の力不足です。
この悔しさを力にして、市政の刷新、まちづくりの改善に取り組みます。秋津サッカー場については、いつか必ず天然芝に戻します(別の言い方をすれば、10年以内ぐらいにプラスチック規制等で自然と人工芝は消えていく存在になると予想しています。消えていくであろう存在に今4億円を使うことは本当にもったいない話です)。
この件について様々なご支援やご期待をいただいた皆様、成果を出せなかったこと、心からお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。
コメント