理想と現実の間にある判断を

政治において、理想を追求しつつも現実をしっかり見据えた判断をする必要があります。

例えば、世界平和、軍縮という理想を目指していても、日本を取り巻く現実の安全保障環境を踏まえれば、自衛隊の解散、日米同盟見直し、核抑止力の見直し等といった策は今すぐに採ることはできません。

また、財政の制約、つまり、湯水のごとく税金を使えるわけがないので、財源を明らかにしないバラマキのような政策は避けるべきです。「行政サービスをできる限り拡大すべき」という主張に対してはその財源を確認する必要があります。

一方、現実主義という点では、前例踏襲、横並び、事なかれ主義、減点主義に陥る傾向があります。目指すべき社会像と現実との差を冷静に見極めて、一歩一歩と着実に理想を目指す政治が求められていると思います。

理想と現実の間、「情熱と冷静の間」ともいえるかもしれません、常に、その間の中で判断をして積極的に動いていきます。

 

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