習志野市・津田沼浄化センターを視察、長期的な視野で施設のあり方を

今日は、習志野市中央部から出る下水の処理を行っている津田沼浄化センターを視察させていただきました。

日々の生活に不可欠な機能(汚水処理)を担っている施設の実情を見て、そして、その施設を維持管理されている方々との意見交換を通じて、改めて、基礎的な行政サービスを担う自治体の重要性を感じました。そして、24時間365日体制で機能を維持している関係者への感謝の念を強く抱きました。

そのうえで、政治家としては、この施設の将来像、そして、施設が立地する茜浜の全体像を踏まえた土地利用のあり方も描いていく必要があります。

千葉県は、国の方針に基づいて、「千葉県汚水処理広域化・共同化計画」を昨年3月に公表しています。この計画において、津田沼浄化センターについては、

●分流汚水(汚水のみ)については、花見川・花見川第二終末処理場への統合。

●合流汚水(汚水と雨水が合流したもの)については、今後、整備方針を検討。

ということが決定されています。

つまり、津田沼浄化センターの多くの機能が将来的には、東側に隣接している花見川第二終末処理場、または、その更に東側(花見川河口東側)にある花見川終末処理場に統合される方向です。

この長期的な計画、更に、津田沼浄化センターの西側に隣接する清掃工場の建替えも含めて、茜浜全体の土地を見渡して、どのような場所にすべきか、総合的、長期的に検討していくべき時期にきています。

もちろん、各施設の機能は住民の生活に不可欠なものなのでその機能維持は最優先の検討・対応事項です。そのうえで、各施設の機能維持に加えて、茜浜地域全体を見渡した総合計画、グランドデザインを練る時期です。

必要な機能はしっかりと確保しつつ、海辺としても楽しめる、ワクワクする茜浜へ。長期的な構想策定への貢献、そして、目の前の課題への対応、どちらも全力で取り組みます。

 

 

 

 

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