途上国での経験:明日への希望を持てる力

大学時代、インド、イラン、中国、モロッコ、そして、欧州、様々な国をバックパッカーで一人旅をしました。そして、前職の時代には、駐在員としてアフガニスタンとインドネシアに滞在、出張では、東ティモール、スリランカ、エジプト等、多くの国を訪れました。

いわゆる途上国を訪れるたびに感じたのは、人々の生き抜こうとするエネルギー、人生を楽しもうとする躍動感、です。もちろん、所得格差、人種差別、宗教対立、紛争、様々な根深い問題があることも事実です。だからこそ、生きようとする力、人生を少しでも楽しもうという姿勢になるのかもしれません。そして、

日本よりもエネルギーに溢れている、日本人よりも躍動している、日本は国際協力をしている場合だろうか

と悩むことがありました。悩んだ結果、途上国、特に紛争状態にある国に少ないものは、

明日への希望を持てる力

だと私なりに考えました。

テロ攻撃による突然の死、激しい人種差別による職業選択の制限、そして、絶望的な貧困、このような重たい課題に直面する状況で、明日はよくなる、その明日のために頑張ろうとする力はやはり少ないと感じました。

人間にとって、今が苦しくても、頑張れる環境にあること、そして、頑張れば明日は少しでも、一ミリでもよくなると思えること、希望を持てる力は、絶大だと思っています。

日本には、明日への希望を持てる力がある、その力を日々感じなくても、安心して自由に暮らしていける社会がある、と思ったのです。

途上国での経験を通じて抱いた悩みや想いは、私にとって、社会のあり方を考える原点の一つとなりました。

明日のために頑張ろうと思える、もっとワクワクしたい、チャレンジしたいと思える社会、希望を力にできる習志野市を創っていきます。

途上国で得た、あの原点、私の活力の一つです。

 

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