20年間、途上国向けの国際協力を仕事としてきたことによって、様々な力を培うことができました。その一つは、
諦めない力
です。途上国での仕事では、想定外の出来事が頻発して、物事を諦めたくなるような事態が多くありました。
数年にわたって取組んできた交渉が合意直前になって、相手側の政権交代によって最初からやり直し
大事な会議に向けて準備万端、後は実行あるのみという段階になって、テロが起きて会議自体が中止
相手側の組織内調整によって決めるべきタイミングで大事な決定が全くできずに時間が過ぎていく
といったようなことがありました。こういう時には、
諦めたらそこで試合終了ですよ
という名言を思い出して、折れそうになる心を奮起させて仕事に臨んでいました。このような経験を繰り返すことで、最悪ともいえる事態においても、「まだ、これが残されている」、「逆に新しい視点で取組めばよい」という前向きな思考、そして、諦めない力を得ることができました。
習志野市政においても、この「諦めない力」を使って、常に前向きに取組み、そして、市政を前進させていきます。
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