参院選:「助けてください」という政党や候補者への違和感

参院選の投開票日が迫ってきました。最終盤となり、どの政党、候補者も最後の訴えに力が入っています。様々なニュースや記事に触れて、違和感のある言葉は、

厳しい戦いです。どうか助けてください!

というものです。

必死な気持ちはわかりますが、選挙において有権者が候補者を「助ける」というのは意味がわかりません。政治の役割の一つは、困っている人を助けることにありますから、その政治家に「助けてください」と言われても、、、という感じです。

選挙は、有権者がその代表を選ぶものであって、助ける、助けないという話ではありません。「助けてください」というような政治家を代表として選びたい有権者はいるのでしょうか。

石破総理も9日の演説で「今回ほど厳しい参院選は見たことがない。助けてください。日本のために」と話したと報じられていますが、総理にこんなことを言われても、逆に「この政権は大丈夫なのか」と心配になります。

明後日20日の投票に向けて、最後の最後まで政党や候補者の言動を見極めていきます。

 

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