6月13日に行った一般質問のポイントの振り返り、最後は、最も力を入れて行った新習志野駅周辺の「第2のまちびらき」に関する議論について報告します。
新習志野駅はJR京葉線の各駅停車駅で、1986年3月に開業しました。当初は、お隣の千葉市における幕張新都心構想と連携して駅周辺を開発していく方向性でした。しかし、バブル経済崩壊によって幕張新都心構想が滞ると、新習志野駅周辺の駅前空間も整備があまり進まずに、寂しい状況となりました。
駅を利用した方は南口のロータリーの広さに驚き、人によっては違和感を抱くと思います。そして、駅周辺に広がる倉庫群とその中に存在する千葉工業大学キャンパスについても、東京駅まで40分弱の駅前としてちぐはぐさを感じるのではないでしょうか。また、駅前の商業施設には空きテナントが多くある状況です。
一言でいえば、潜在性がある駅なのに周辺空間がやや寂しい、もったいない状況、です。
一方、西隣の南船橋駅では、駅前にららアリーナとららテラスができる等、新しい駅前空間づくりを進んでいます。東隣の幕張豊砂駅は2023年に開業し、今年は駅前ホテルができました。そして、更に新しい動きがあります。
それは、ZOZOマリンスタジアムの改修・建替え、です。老朽化してきたスタジアムについて、千葉市が改修・建替えを検討していますが、千葉市長は「改修するか新設するかは街づくりの観点から検討することが重要だ。幕張新都心の第2の街開きが求められる」と表明しています。
つまり、新習志野駅は、両隣の駅周辺の動きに後れをとっており、このままではますます埋没していってしまうという危惧を強く抱いています。
このような状況に対しては、私は、新習志野駅についても「第2のまちびらき」を進めて、ワクワクするビジョンを描き、具体的な事業を進めていくべきと提案しました。
長くなりましたので、いったんここで区切って、後半は次のブログで報告します。
(写真は、新習志野駅南口のロータリー、この広さに潜在性を感じてワクワクします)
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