本気の「協働型社会の構築」を

習志野市による3つの重点プロジェクトの3つ目、「協働型社会の構築」。この方向性はとてもよいと思います。「行政=政治家と役所が実施」ではなく、市民、住民が積極的に地方自治に参加して様々な主体が協働していく、素晴らしい考え方です。

でも、この「協働型社会の構築」について書いてある部分を読むと習志野市の状況や課題についてほとんど考慮されていない内容が羅列されています。この内容だったら、このままの内容で自治体名を変えるだけでどの市町村でも使えるのではないかというものです。

たとえば、習志野市で行われている「まちづくり会議」、市役所職員の「地域担当制」といった素晴らしい取り組みが触れられていません。本気度を感じられません。

政策や行政の文書を作成する際には、どこの自治体でも使えるような文書ではなく、習志野市の現状と課題を踏まえて具体的にどうしていくのか、という点が大事です。本気の「協働型社会の構築」を進めていきたいと思います。

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