環境美化推進員講習会に参加してきました

町内会として「環境美化推進員講習会」に参加してきました。

習志野市のごみ事情がよくわかり、大変勉強になりました。充実した講習会を企画・運営いただいた習志野市クリーンセンターの皆様他、関係者に感謝です。

ごみ問題、「基本は3R(Reduce=減らす、Reuse=再利用する、Recycle=リサイクルする)」という認識はありましたが、3Rの前に、まず「現状を知る」ということも行動を起こすためには大事だと認識しました。今日の学びとしては、

●習志野市のごみは最終処分先として、北海道、青森、秋田、山形、福島に流れていっている。

●習志野市のごみ総排出量のピークは2004年(平成16年)で69,776トン。人口が増えてきているにもかかわらず、2022年(令和4年)の総排出量は52,321トンで、ピーク時からなんと-17,455トン!(約▲25%!!)

●一人一日当たりのごみ総排出量は2019年(令和元年)は871グラム。2022年(令和4年)は815グラムで、わずか3年で-56グラム!(約▲6%!)

●習志野市のごみの約8割は燃えるごみ。その燃えるごみの半分は紙・布類。ティッシュ箱や紙袋といった「雑がみ」を資源物として回収したら紙ごみはさらに減少する。また、生ごみの約80%が水分なので水切りをしっかりするとごみが軽くなり、臭いも減る。

●プラスチック資源循環法に基づいて、プラスチック使用製品廃棄物の分別回収とリサイクル方法が今後検討される予定。検討においては市民の意見を反映する機会が設けられる予定。

このような状況を知っただけでも、「よし、今からもっとごみを減らそう!」という意識になりますね。

そして、今の取組に加えて、生ごみ削減のためにコンポストの普及に取り組んではどうか、と思いました。

例えば、他の自治体も補助をしている「キエーロ」なんて、生ごみが分解されてなくなるのでコンポストでできた土を心配する必要はなく、マンション等の共同住宅の方も取り組めると思います。他にも様々なタイプのコンポストがあるようなので、複数のタイプを周知、普及してもよいかもしれません。

習志野市は、現在使用している清掃工場の建て替えを予定しており、9年後の2032年には新・清掃工場が稼働予定と理解しています。

ごみ問題、清掃工場の建替え、そして、ごみ有料化の可能性、いずれも市民生活に密着した課題ですので、しっかりと取組み、具体的な提起をしていきます。

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