習志野市、災害への備え、心構え

能登半島地震によって、災害への備えについて関心が高まっています。

習志野市の防災については、こちらのページをご覧ください。市全体に関する情報に加えて、各地域の防災についてまとめた「地区別防災カルテ」もあります。

途上国地域における様々な安全管理(一般治安、デモ、テロ、緊急退避等)を行ってきた経験を踏まえて、大事なことは三つと考えています。

1.非常時において誰かに頼るではなく、自分事として捉えて、自分と家族を守る具体的な行動はどうあるべきか、考えることがまず大事です。公助、共助、自助という言葉がありますが、災害発生時にすぐに動けるのは、自分自身、家族、そして、近所の方々となります。誰かにお任せ、マニュアル任せでは、実際の行動にはつながりません。

2.頭の中で想定しておくことも大事です。災害といっても、地震、風水害、大規模事故等、様々な種類があります。各々の災害が発生した場合に、どういう行動を採るべきかについて想定しているかどうかで実際の行動が変わってきます。過去、安全管理において、緊急退避やデモ対応等を繰り返し行ってきましたが、予め頭づくりができているかどうか(想定できているかどうか)が実際の行動に大きく影響してきます。

3.最後に、基本の徹底が大事です。非常食の備蓄、非常時の連絡手段や集合場所等、基礎的な対策を徹底しておくことが重要です。そのうえで、対策できたらいいもの、必ず対策するものという仕分けをして用意をしておくことも大事です。防災、減災において、実際の発生時には完璧な対策は難しく、完璧にこだわるとかえってパニックとなり、臨機応変な対応ができなくなる可能性があります。

明日は我が身ということで、しっかりとした備えをしていくことが大事です。

 

 

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