アフガニスタンで見つけた「志」

 20代後半、アフガニスタンに駐在していました。反政府武装勢力による自爆テロやロケット弾攻撃が相次いでいた環境で気ままな外出は難しいため、部屋に籠って読書と思案をする時間の多い毎日でした。

 よく考えていたことは、一度きりの人生、何をしたいのか、楽しく取り組みたいことは何か、ということでした。一言でまとめれば、志は何か、ということです。

 生きがい、やりがい、夢、目標といった言葉とは似て非なる言葉、志。自らの心に向き合って成し遂げようと思う心構えを示していると考えています。アフガニスタンでの仕事と生活を通じて、志があればどんな環境、どんな困難でも克服できるという考えに至りました。志という言葉を聞いたり見たりするだけで、自らの志、初心を思い出し、ぐっと気合が入ります。

 自分の志は何か。育てていただいた日本社会への恩返しをするために、どのような境遇に生まれても誰もが前向きに生きることができる社会をつくること、そのような社会を自らの住む地域でつくっていくこと、これが私の志です。そして、この志で政治に取り組みます。

 このような考えに至ったのは、治安情勢の厳しい環境に加えて、そのような環境でも国創りに懸命に取り組むアフガニスタンの方々と出逢い、自省する機会をいただいたからです。

 今、その「志」という言葉が地名に含まれている習志野に強いご縁を感じながら、新たな挑戦をしています。挑戦ができること、そして、挑戦を応援してくださる方への感謝を胸に、志を大事に一層頑張ってまいります。ともに、明日の習志野へ

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