今日は、28日から始まる定例会に向けて、議会運営委員会、会派代表者会議、そして、議案勉強会に参加してきました。
今回の議会に限らずに、予算案が提案される際には、常に三つのポイントで捉えて精査しています。
まず、予算を用いて行う事業の意義。この事業をやる意義はあるのか、事業の効果は誰に届いて、どれぐらい持続するのか、今、やる必要があるのか等、多角的に精査します。
次に、予算規模を確認したうえで、その事業効果が単年度で終わるのか、複数年度にわたるのか、確認します。例えば、同じ1億円の事業でも、事業効果が単年度であれば、1億円/年ですが、10年であれば、1年当たりは1千万円/年となり、後者の方が費用対効果はあると判断できます。
最期に優先順位です。様々な課題がある中で、優先的に予算を措置してやるべきものかどうか、検討します。この点は特に政治家の仕事だと思っています。
役所の各部局は担当する分野で必要な事業を進めたい、財政部門は効率的な予算編成をしたいという環境において、政治家が、こういうまちづくりのためにこの事業は必要、だから予算を措置するというメッセージを打ち出し、役所内のみならず、広く市民に訴えて納得感のある予算にする必要があるからです。市民の共感を得た事業かどうか、事業の継続性や効果にも影響していきます。
今後も、三つの視点を大事に予算案を精査し、習志野市民のためになるかどうか、という軸で判断していきます。
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