地方政治、時代を先取りする政策を

市議会議員になって1年5カ月弱、地方政治の可能性は大きいと感じています。

地方政治は生活に密着しているため現場の課題に敏感に反応することができ、また、有権者の声を直に受けとめやすい環境にあります。そして、多様で変化の激しい時代に適切な行政サービスを提供するためには、画一的な中央集権に基づく行政は効果的ではないことは明らかです。国として統一的に対応する部分、地方で個性を活かして対応する部分、改めて、地方分権について検討し、分権を更に進めるべき時代です。

地方政治の可能性を活かすために、私は、時代を先取りする政策を打ち出すことを常に考えています。10年程前には、流山市や明石市といった自治体は、人口減少・少子高齢化を踏まえて、子育て重視の政策を他自治体に先行して打ち出して、今の人口増に至っています。

そして、これからの時代は、

1.人生100年時代、超高齢社会を踏まえて、高齢者の定義を見直したうえで、人生100年をできる限り、豊かに、安心して活き活きと暮らす社会のあり方に変えていく。具体的には、高齢者の定義を70歳以上に変更し、行政サービスを見直したうえで、地域における人と人とのつながりを支える施策を実施していくべきです。心身に問題があって困った際に、近くに親族がいなくても、地域で支え合える社会を目指していくことが必要です。

2.子育てについては、子どもの育てやすさ、保護者の経済的負担の軽減に加えて、公教育において教育の内容を一層改善していく。課題を自ら発見し、解決策を独創的に考え、更にはルール作りや制度設計といった思考で物事を捉えて果敢に実行する人材を育てる教育であるべきです。

3.行政サービスについて、行政=官といった発想ではなく、また、民間委託=正解という単純な思考ではなく、行政サービスの担い手を広げていく。社会起業家による課題解決策の提案、NPOやNGOによる行政サービスの実施等を進めて、自治体による直営、または、民間企業への委託(指定管理者制度等)の2択ではない選択肢を増やすべきです。

といったことを考えています。

時代を先取りした、そして、ワクワクするビジョンと事業を打ち出して、習志野から地方政治を変えていく、この志で活動しています。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました