一般質問の振り返り:その4、社会情勢の変化に適応したファミリー・サポート・センターについて

先月行った一般質問の内容をご紹介する記事、4回目は、ファミリー・サポート・センターに関する質疑について共有いたします。

ファミリー・サポート・センターとは、地域で子育て等に関して支え合う制度で、1994年に旧・労働省が所管する事業として始まり、全国の自治体に広がってきています(習志野市のセンターについてはこちら)。

私は、このファミリー・サポート・センターは地域において人と人とのつながりを生み出し、地域における支え合いを進めて、防災やまちづくりという観点でも非常に意義のある事業と捉えています。

人によっては、民間による家事代行サービス、子ども預かりサービス等という有料の事業がある中で、ファミリー・サポート・センターは時代の役割は果たしたので終わりでよい、という意見の方もいます。

しかし、私は、民間企業のような利益重視ではなく、センター会員同士が支え合う、みんなで支え合う、という視点を重視したファミリー・センター事業は極めて重要と考えています。お金よりも地域の絆を重視すべきです。

このような中、私は、このセンターは不可欠とはいえ、社会情勢の変化も必要だと訴え、具体的には、利用料金の取り扱いのデジタル化、市役所から提供会員への様々な支援の強化、移動時間は提供時間に入れないようにする、等といった課題を提起しました。

市役所側からは、LINEの活用可能性等を踏まえて、現実を踏まえつつも検討していくという趣旨の発言がありました。

この大事なセンター機能をしっかりと維持しつつ、変えるべきところは変えて更なるサービス充実につなげていくため、全力で取り組んでいきます。

 

 

 

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