事実確認のその先へ

議会や委員会における議論で気を付けていることの一つは、「事実確認だけをするような質疑をしない」、ということです。

多種多様な行政の仕事の全てを熟知することは至難です。一方で、単に事実を確認する質問は残念です。なぜなら、答える側は淡々と事実を返答すればよく、そのやりとりには街づくりへの前向きな変化の兆しが生まれないからです。

事実を確認したうえで、具体的な改善提案や新たな政策を示していくことが大事で、そのためには日々、「政策力」を磨くことが求められています。

政策力とは何か。市民生活の現場をしっかり感じ、街づくりの改善に向けた具体的な政策を提案し、関係者を説得し、そして、実行につなげる力、と考えています。

日々勉強を重ねて、政策や街づくりについて考えているかどうか、という点について、日々の質問や発言の中身で関係者から厳しく見られていると常に自省しています。

精進していきます。

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