今日から始まった参院選挙。選挙前には、候補者調整による候補取り下げ、以前いた政党とは違う政党からの出馬表明、そして、与野党幹部からの様々な発言等、様々に政治的な動きが活発になっていました。
私は完全無所属なのでどの政党・候補者も応援しておりませんが、様々な動きを見聞きしながらどの政党・候補者に投票すべきか、投票日である20日まで熟考していきます。
最近、仰天したことは、自民党の森山幹事長が、
と発言したと報じられたことです。
この30年の日本の政治・経済・社会を振り返って、非常によかった、そして、このままでいい、このまま未来に進もうと思う方は、日本にどれぐらいいるのでしょうか。この30年は「失われた30年」ともいわれています。そして、その30年間、どの政党が多くの時期、政権を担っていたのでしょうか。
逆に言えば、1990年代以降、冷戦構造が崩壊した後の激動の時代の中で、自民党だからなんとか保って今に至るのだ、今の状況はそう悪くない、という趣旨の発言だと捉えました。
過去、今、そして、未来をどう捉えるのか。過去と今をそう悪くないと捉えてその延長線で未来を創るのか、過去と今の状況をいったん区切ったうえで新しいビジョンで未来を創るのか、まさに選挙で考えるべきテーマです。
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