9月13日に行った一般質問(録画はこちらから)について振り返る記事、5回目は、秋津にある総合福祉センターの更新方針について行った質疑を共有いたします。
総合福祉センターは、1980年から1983年までの期間に整備されて40年が経過したため、建物の老朽化が進んでいます。2016年に更新に関する基本構想が策定されましたが、様々な事情によってその後は対応が進んでいませんでした。
私の地元である秋津にあり、また、習志野市全体における福祉の拠点としても重要な総合福祉センターについて、その機能を維持していくこと、更には社会情勢の変化に応じて適切な更新とすることは大変重要な課題です。
私は、質疑において、社会情勢の変化(高齢化等)、地元のニーズの変化(小規模スーパーやクリニックの設置要望等)を踏まえて、①まち全体を見渡して、他の公共施設のあり方も踏まえた更新、②民間施設の誘致も含めて住民ニーズを加味した更新の2点を強調しました。
市長・市役所側からは、
・御指摘の観点も踏まえて、施設に求められる役割、新たな機能を見据えた総合福祉センターの整備に取り組んでまいります。
・公共施設の再生を考えていく上では、機能別に整理した課題、そして改善の方向性や人口の将来予測、公共施設が周辺のまちづくりにもたらす効果など、マクロな視点から市全体を俯瞰し、一体的に検討・整理し、再整備を効率的かつ効果的に実施する必要があると認識をしております。
・社会の変化に伴って生じる課題や、複雑化、複合化したニーズに対応していくためには、従来の子ども、障がい者、高齢者といった対象者の属性に即した支援体制だけでは不十分であることも痛感をしております。
といったように、前向きな、そして、しっかりと課題に向き合う答弁がありました。対話としてかみ合ったと感じました。
このやりとりが正式な記録として残りますので、後はしっかりとフォローし、具体的な取組に落とし込んでいくことが大事です。
一般質問の重要性、そして、一般質問の後にしっかりとフォローする重要性、いずれも強く感じられた質疑になりました。
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