まちづくりの肝、住民の想い、そして、タテ・ヨコ・ナナメから街を俯瞰すること

まちづくりについて日々考えながら活動していますが、まちづくりの肝、大事な点は、まず、その地域に住む住民の想いだと考えています。

その地域に住んでいる、そして、住み続けていく住民がどのような街にしたいのか、そのためにどんな行動をしていくのか、ということがまちづくりにとって不可欠です。行政主導のまちづくりは短期的にうまくいったとしても、長期的には必ず行き詰まります。住民の想いは、まちづくりの魂のようなものだと思います。

次に、タテ・ヨコ・ナナメから街を俯瞰することだと思います。

タテとは、歴史を踏まえるということです。過去、どのような経緯で街ができてきて今に至るのか、今に至るまで街を支えてきた先人たちの考えはどのようなものか、しっかりと把握する必要があります。

ヨコとは、地域全体を俯瞰することです。例えば、ある公共施設の更新是非を議論する際に、その施設だけを考えてしまう場合があります。しかし、街全体を見渡したうえで、どういう街にしたいのか、そのためにどういう施設や機能が必要かという観点が重要です。当たり前ですが、施設のために街があるのではなく、街のために施設がある、ということです。

最後に、ナナメ。これは、他自治体の取組や好事例等を踏まえて、この街でどういう適用ができるか、と考えることです。他の街の動きをそのまま適用すべきということではありません。習志野市の現状や課題を踏まえて、取り入れることができる点はないか、常にアンテナを高くしておく、ということです。

住民の想い、そして、タテ・ヨコ・ナナメの観点で、前向きなまちづくりを引き続き推進していきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました