今年の1月、新習志野駅近くに本社がある東洋エンジニアリングが、千葉市への移転を発表して衝撃を受けました。世界的な大企業が移転してしまうことの街づくりへの影響が大きいからです。
そして、東洋エンジニアリングから土地・建物を購入した東京建物は、既に、「(仮称)新習志野駅前物流施設計画」を発表しており、2027年後半以降の竣工予定で物流施設を建築予定とのことです。
物流業の必要性や重要性を否定するつもりはありません。しかし、東京駅まで40分以内でいける駅の周辺に物流拠点がこれ以上増えていくことに賛同できません。
私は、新習志野駅の南北の周辺を一体的に再開発し、駅から菊田川沿いを通って茜浜・芝園の海辺までのエリアは新しい構想でまちづくりを進めていくべきと主張してきています。新習志野駅自体の可能性、駅前広場の活用可能性、そして、駅北側との連結性を高めることによるにぎわい創出の可能性、いずれも非常に高く、前向きな構想を描き、具体的な事業を打ち出せば、ワクワクできるまちづくりができると確信しています。
過去の議会でも議論してきましたし、駅前空間の盛り上げについては来月の議会でも議論をしていく予定です。
今こそ考えて、そして行動につなげるべき、新習志野駅前に立つたびに強く思います。
(写真は新習志野駅の駅前広場、十分なスペースがあり、活用の可能性大です)
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