「市議になる前はどんな仕事をしてきたの?」と質問をいただくことがあります。
新卒から20年間、JICA(国際協力機構)という組織で働いていました。JICAを一言でいえば、発展途上国を支援する日本政府の組織となります(ちょっと長いですが、動画でも紹介しています↓)。
アフガニスタンやインドネシアでの駐在、様々な国への出張を通じて培ってきた力があります。どんな力か?
まず、多様性を認めること。世界には本当に様々な価値観、文化、考え方があります。まずは相手の想いや価値観を理解することから始める大事さを学んできました。アフガニスタンにおけるタリバーンとの交渉、ニジェールにおける教育関係者の想い、そして、インドネシアの多民族の織り成す文化、こういったものを通じて多様性を体感してきました。
次に、現場主義。亡くなられた緒方貞子さんがJICA理事長だった時代がありました。彼女も提唱されていたように、とにかく現場が大事ということ。人々が生きている現場で学び、感じ、そして、知恵を紡ぎだしていく現場主義の大事さ、特にアフガニスタンとインドネシアでの駐在で体得しました。
最後に、粘り強さです。途上国での仕事は様々なトラブルがつきものです。会議や面談のキャンセル、相手国政府の急な人事異動、テロ、そして、政権交代やクーデター。こういったトラブルに直面しても諦めずに、たゆまずに、柔軟な姿勢で仕事をやりぬく粘り強さを培ってきました。
多様性の尊重、現場主義、そして、粘り強さ、厳しい現場で培ってきたこれらの力を最大限発揮して、ワクワクする習志野を創っていきます。
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