一般質問の振り返り(その3):液状化対策、点検、そして継続を

2月28日(水)に行った一般質問の振り返り記事、第3弾は液状化対策について紹介します。

元旦に発生した能登半島地震によって防災への意識が高まっています。まず、能登半島地震で被害に遭われた全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。そして、習志野市も大規模災害を自分事として捉えて、備えをしっかりとしておく必要があります。

習志野市で想定される被害の一つは、液状化です。東日本大震災の際には、浦安市に次いで液状化被害の多い自治体でした。特に、国道14号以南の埋め立て地において多くの被害が発生し、家屋の被害、そして、道路や下水道管の損壊が発生しました。

一般質問においては、東日本大震災以降に進められた液状化対策の現状を確認したうえで、その点検の徹底、特に、避難所となる公共施設(学校の体育館等)について対策を徹底するように要望しました。

また、能登半島地震では、高齢者、障がい者、乳幼児といった配慮が必要な方々の避難のあり方が課題として浮き彫りになりました。このような配慮が必要な方々向けの福祉避難所については習志野市も指定していますが、その避難所が機能しない場合はどうするのか、配慮が必要な方々の把握は徹底できているのか、といった課題があると捉えています。

災害はいつどこで発生するかわかりません。そして、備えの点検、訓練の練度向上は継続することが重要です。

液状化対策をはじめとする防災についてはまちづくりの基本事項として引き続き取り組んでいきます。

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