まちづくり、部分最適ではなく、全体最適を

まちづくりに関する主張の一つとして、「総合性を大事にしていきましょう!」と常々訴えています。

個々の施設の改修も大事ですが、街全体を見渡して、どういう街にしていくかという視点は不可欠です。

例えば、秋津地域では、今後、消防署(出張所)の建替えや緑道橋の改修・廃止が予定されています。その際には、建物や橋の建替え・改修がうまくいっても、もし高齢化が進みきって人が住まなくなっているような街になっていたらも元も子もありません。

また、秋津にある総合福祉センターも更新がされていく予定です。その際に、センターの敷地内だけで建物のあり方を考えるのではなく、周辺の公共施設(秋津小学校、秋津保育所、新習志野公民館・図書館等)も含めて、街全体としてどういう施設が必要で、どう配置すべきか、という考え方が必要です。

部分の最適だけ求めて全体としてちぐはぐになるのではなく、全体最適、全体として最適な街に向かっているか、という視点が大事です。

秋津地域は埋立事業によって街ができて40年以上が経過し、今、市内で最も高齢化している地域です。今後、30年、50年先を見渡して、街全体としてどうあるべきか、住民の想いを一番大事にして議論を進めていくべき時期です。私もビジョンと具体策を提案していきます。

(写真は建替え予定の中央消防署秋津出張所)

 

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