政治を評価する際の基準、現状維持か変化か、そして、実行力の重要性

選挙の際に「棄権せずに、投票に行くべき」と言われても、どの候補にも魅力を感じない、どうしたらよいのか。

という指摘、というか相談をいただいたことがあります。

私は、

有権者の期待や価値観、求める政策等に完全に一致する政党や候補者はなかなかいません。そういう時は、現状維持がいいのか、変化を求めるのか、この2択を考えて、ベストではなくてもよりよい候補者に投票するのがよいと考えます。

と答えました。

国政において、投票先に迷うのであれば、現状維持でよければ与党候補へ、変化を求めるのであれば野党候補に投票すればよいと思います。

地方議員を選ぶ選挙においては、現状の市政と同じ路線の候補なのか、それとも、新しい方向性を生み出そうとしている候補なのか、という検討をして、現状維持を求めるなら前者、変化を求めるなら後者、という選択がよいと考えます。

自民党総裁選や立憲民主党代表選挙で、「刷新感」という言葉が用いられていますが、「感」というふわっとしたものでいいほど、日本の政治・経済・社会に余裕はありません。日本の課題に対する解決策は様々に論じられてきたので、後は果敢な実行、「感」ではなく刷新あるのみです。この意味では、「実行力」が一番重要です。実行力はどの候補が一番持っているのか、この観点で総裁選や代表選の様子を見ております。

 

 

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