予算委員会3日目、公共施設の再生は総合的な視点が重要

習志野市議会、一般会計予算特別委員会の3日目、1日目の歳入2日目の歳出(議会費、総務費、民生費)に続き、今日は歳出(衛生費、労働費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費)についてみっちりと議論しました。

私から意見・要望した点は以下のとおりです。

1.予防接種事業について、インフルエンザ予防接種は、高齢者だけでなく、子どもも助成対象にしていただきたい。令和4年度決算に関する議論でも要望したが、重症化リスクという観点に加えて、子どもがインフルエンザになると家族の社会経済活動にも影響が出る(子どもの罹患・看病で親の出勤や外出が困難になる等)。子育て世代の負担軽減という点に加えて、社会経済への影響という観点も加味して引き続き子どもを助成対象とすることを検討いただきたい。

2.コミュニティバス、路線バス、タクシーへの補助金について、「近場にタクシーで移動しようとしたら乗車を断られた」という苦情を高齢者の方から聞いている。習志野市がタクシー事業者に補助金を提供するのであれば、近距離移動でも対応するようにタクシー事業者に対応を依頼いただきたい。また、コミュニティバスについては、県内において自動運転バスの試行運転を図る自治体も出てきているため、ルートや運行方法について引き続き検討いただきたい。

3.秋津・茜浜地域にある緑道橋の改修等について、地元への丁寧な説明をお願いしたい。その際には、「緑道橋の改修か撤去か」ではなく、地域全体の歩行者の流れを意識してしっかりと検討する必要がある。12月議会で提案した歩道橋の新設も含めて、地元とよく議論しながら調整を進めていただきたい。

4.中央消防署秋津出張所の移転について、隣接する公園駐車場と場所交換となる予定とのことだが、交換後について公園駐車場とするべきかどうかは、新習志野公民館の駐車場等を踏まえて検討いただきたい。緑道橋の改修も同様だが、消防出張所は消防本部、緑道橋は公園緑地課、というように、担当する課が担当する施設だけを考えるのではなく、周辺に存在する公共施設(福祉センター、秋津保育所等)を含めて、地域全体を総合的に捉えて公共施設再生の検討を進めていただきたい。

4点目については特に重視している点です。秋津地域には、秋津小学校、秋津公園(サッカー場、野球場等)、秋津保育所、中央消防署秋津出張所、福祉センター(花の実園、あきつ園、さくらの家、いずみの家、あじさい療育支援センター)、ひまわり発達相談センター、緑道橋、歩道橋といった公共施設・インフラが存在しています。個別に各施設・インフラについて検討することはもちろん重要です。

しかし、個別の検討以上に、地域全体のまちづくりの将来像をしっかりと構想したうえで、各施設・インフラの再生に臨む必要があります。この点については、次回の議会における一般質問で議論し、新習志野駅周辺の再活性化につなげていく予定です。

私は、いつも、10年後の秋津地域、新習志野駅周辺のワクワクする絵姿を想いながら活動しています。

前向きな議論をして、ともに、ワクワクする習志野へ!

 

 

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