動き出した新習志野駅周辺、新しいまちづくりに必要な視点

一昨日の議会で、習志野市長が大きな変化に向けた発言をして注目の集まる新習志野駅。

「第二のまちびらき」を!と主張してきた私としても前向きな変化を大いに歓迎し、更に積極的かつ具体的な提案をしていきます。

改めて、新習志野駅周辺を見渡し、その可能性を考えていくと、今後のまちづくりに向けて必要な視点がいくつかあると思います。

まずは、駅周辺に住んでいる方々の想いや要望、そして、これから習志野市に住もうと思ってくださる方々の希望を想像してまちづくりをすすめていくこと。まちづくりは何のためにあるか、それは、そこに住む方々の幸せと穏やかな生活のためです。そして、街を担っていく次世代のためです。この点は最も重要な視点です。

次に、この地域の歴史を踏まえて、30年後、50年後の未来を見渡す視点です。新習志野駅周辺は埋立によって形成された土地で、1977年に習志野市に編入されました。その後、1986年に新習志野駅が開業し、街ができあがってきました。そして、今、新しい時代に向けた一歩を踏み出そうとしています。

最後に、既に駅周辺にある「資産」を大事にしていくことです。駅の北側には秋津公園、閑静な住宅街、総合福祉センター等があります。南側には広い駅前広場、菊田川と茜浜という水辺、千葉工業大学、国際水泳場等があります。新習志野駅を起点として半径1キロメートル以内には様々な魅力が広がっています。このような「資産」を最大限活用していけば、新習志野駅周辺の可能性は無限大だと思います。ゼロから莫大な予算を投じる必要もなく、費用対効果を慎重に見極めて必要な公共投資をしつつ、民間の活力を広げていくまちづくりが求められています。そのためには、目指すべき街の将来像、具体的で前向きなビジョンが必要です。

住民の想いや希望、歴史、そして、資産、この三つの視点を大事にしながら、新習志野駅周辺の「第二のまちびらき」に積極的に取り組んでいきます。

 

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