「勝手にカネをかける政治」の打破を

お土産10万円問題で石破総理の法的及び道義的な責任を問う声が広がっています。

私の第一印象は、

未だにこんな慣習、国民の感覚とずれた慣習を疑問を抱かずに続けているのか、自民党の体質が如実に出ているのでは?

というものです。このような慣習を続ける政治文化を許してきた、日本国民の責任とも言えます。

そんな想いで日経新聞(2025年3月16日)を読んでいたら「勝手にカネをかける政治」というコラムを見つけて、まさに!と膝を打ちました。

選挙にカネがかかる、地元の声を聞くためには地元に事務所と秘書が必要だ、仲間づくりには飲食費がかかる

という主張、私はまったく共感できません。逆の発想で、お金をかけない政治活動、選挙活動のあり方を模索し、実践すればいいだけではないでしょうか。国会議員には税金で公設秘書を3人雇える制度があります。3人いれば十分ではないでしょうか。

地方議員においては、私の実感では、お金は活動報告等のチラシ代、Webサイト等の維持管理費用ぐらいで、市議としていただいている政務活動費年間36万円で充分です(2023年度分の支出実績はこちらで公開されています)。お金よりも、現場を歩き回るための時間、対話を重ねるための時間、そして、前向きな提案を練り上げるための時間が足りない、お金よりも時間が欲しい、というのが実感です。

 

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