新習志野駅周辺の活性化、私の考える駅南北の一体性

習志野市は、新習志野駅周辺の土地について新たな活用の可能性を検討していく方針を打ち出しました。先日、一つの論点は「駅南北の一体性」と紹介し、私は一体的に取り組むべきと主張してきています。

駅南北を見渡すと、東関東道自動車道と国道357号、京葉線によって南北が分かれており、北側に秋津公園と住宅街、南側は広い駅前広場、商業施設、物流施設が展開されています。現状は、南北は明確に分かれており、そして、南北の往来も円滑ではありません。

私は、新習志野駅周辺の活性化の第一弾として、駅前広場全体を見渡してグランドデザインを描いたうえで再開発を進めることを提案します。

具体的には、

・現在の広い駅前広場、バス・自動車・歩行者の動線を見直し、駅前に下層は商業施設(医療施設、子育て施設含む)、上層は住居(マンション)という建物(8~10階建て程度)を建設する。

・市営駐輪場は、利用状況を踏まえて規模の適正化をしつつ、京葉線の高架下に移動する。

・コンビニ(デイリーヤマザキ)脇から京葉線高架下を経由して、秋津公園に直接移動できるように、駅と秋津公園を直結させる歩道橋を設置する。

・駅から西側に向かう道については、オービックシーガルズのイメージカラーでペイントし、ホームタウンとしての雰囲気を醸成する。

・千葉県国際水泳場の改修の際に、場内2階のスペースの活用を図る。

・菊田川沿いから海への歩行空間との連結性を高めるために、駅から菊田川沿い通路までの動線を確保する。

といったことを考えています。習志野市長からも、昨年12月の議会で、

駅周辺の高度利用や住宅の誘致を含めて、現在の地区計画の見直しなどによって土地利用の転換を進めていくことが重要な課題となります。このため、次期基本構想等の策定の過程において、様々なまちづくりの可能性について検討していくこととしております。

と表明されています。まさに、今、「様々なまちづくりの可能性」について広く、そして、活発に議論していく時です。皆様のご意見、ご要望について、こちらのパブリックコメントにお寄せください。

(写真は、駅南北を直結する歩道橋のイメージ図。駅周辺の活性化の第一弾として早期実施が期待されています)

コメント

タイトルとURLをコピーしました