新習志野駅周辺の活性化、一つの論点は駅南北の一体性

習志野市が策定中の「基本構想」(5月30日までパブリックコメントを実施中)、大きな注目点は、「都市空間形成の基本的な考え方」に、

新習志野駅勢圏の活性化

が重点として盛り込まれたことにあります。「駅勢圏」という言葉は「駅周辺の生活圏」という意味ですから、簡単に言えば、

新習志野駅周辺の秋津、香澄、袖ケ浦、茜浜、芝園という地域を盛り上げていく

ということになります。具体的な方向性が示されたので、次は、街の現状とその課題を抽出し、既存の住民や事業者の意見を聞き、そして、市役所内に横断的な検討体制を作ったうえで、具体的なまちづくり計画を策定することとなります。

その計画づくりにおいて、大きな論点の一つとなると私が想定している点は、

新習志野駅の南北を一体的に捉えるべきかどうか

という点です。今は、駅の北側は公園と住宅街、南側は商業と工業の地域という区分がなされています。そして、駅から北側に行こうとすると、駅に隣接する形で国道357号線と東関東自動車道が通っているために駅からぐるーっと東西に迂回しなくてはなりません。

このような現状を踏まえて、私は、新習志野駅から半径1キロメートルの土地利用状況を俯瞰したうえで、街全体の潜在性を最大限引き出すために、駅南北で区分をせずに、駅南北を一体的に捉えて、新しいまちづくりをしていくべきと考えます(やや長くなりましたので、具体的な内容はまた別途、ブログで共有させていただきます)。

(写真は広いスペースのある駅前広場。新習志野駅周辺は新しい土地利用を進める可能性が高いと考えています)

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