「令和の列島改造」ではなく、若い世代に届くメッセージを

24日に行われた総理の施政方針演説。「楽しい日本」、「地方創生」、そして、「令和の列島改造」といった言葉がキーワードでしたが、正直、心に響かない内容でした。

私は今年45歳になりますが、「令和の列島改造」と言われても、田中首相による列島改造という主張はピンときません。ましては、20代、30代にとってはもっと響かないでしょう。そして、「楽しい日本」と言われても、地方創生を含めて過去30年以上、バブル経済以降の社会経済モデルを模索して失敗し続けてきた今、多くの人が共感できないと思います。

過去の言葉や政策を焼き直すようなものではなく、不確実な時代に道を拓いていくような、新しいビジョンや発想が乏しい演説でした。少数与党という立場を逆に利用して、斬新な発想と政策の実行を期待したいです。

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