20日の投開票と決まってしまった参院選挙。3日に公示されて選挙活動が始まります。既に街には選挙ポスター掲示版が至る所に設置されて、各政党からのチラシ等がポスティングされはじめています。
今回の選挙の特色は、なんといっても現政権の継続是非を問う、ということになります。参院選挙ではありますが、衆院が少数与党のため、参院選挙の結果次第では、内閣総辞職、連立組み換え、衆院解散総選挙等、日本の政治が大きく動いていく可能性があります。
現状維持を好む方は与党に、改善や改革を望む方は野党に票を投じることになると思いますが、目先の動きだけで判断してはならないと考えています。
例えば、米不足の問題。大臣交代後の備蓄米放出の加速によって米価の変動が注目されており、新大臣の迅速な行動を評価する声があります。しかし、このような米不足問題を生み出した農政を長年続けてきたのは誰なのか、どの政党の政策が現状をもたらしたのか、と長期的な視点で考える必要もあります。目先の米価も大事、そして、政策や構造を生み出してきた経緯はもっと大事です。
私は完全無所属なので特定の政党や候補者の応援は一切行いませんが、一有権者として熟考したうえで投票に臨みます。民主主義の国ですから、選挙や政治の結果はすべて有権者による選択の結果です。
政治に無関心でいられたとしても、政治に無関係で過ごせる人は一人もいません。みんなで政治に向き合って、選挙を通じてこの社会をよくしていきましょう!
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