習志野市、パイプオルガンのクラウドファンディング、決断を

様々な課題を含みながらも10月1日から開始された、習志野市によるパイプオルガンの再設置のためのクラウドファンディング(詳細はこちら)。

私は、クラウドファンディング開始前に、「クラウドファンディングに反対、公費で再設置すべき」という考えを表明し、市側に申し入れました。

しかし、始めてしまった以上は、10月1日以降は、このクラウドファンディングを成功させるために、周知の改善等に取り組んできています。

22日目となった10月22日(火)21時30分過ぎで、達成率64%(2,555人から約3,886万円の寄付、目標額は6千万円)という状況で、残り9日(10月31日23時59分まで)という状況です。

習志野市は、募集期間が短い、目標金額が過大、市民への周知が不十分、そして、市としての再設置是非の考えを示していない等、多くの課題がある中でここまでの寄付を頂いたことを大変有難く、そして、重く受け止めるべきです。そして、仮に10月31日時点で6千万円に到達しないのであれば、差額は公費で負担する、または、寄付受付期間を延期して残りの金額は市役所窓口で現金で受け付ける、という決断をすべきです。

まさか、6千万円に対して数十万円、数万円が不足したのでクラウドファンディング自体は失敗、再設置しない、寄付を返す、というような安易な対応はしない、と強く信じています。

また、10月1日以降、窓口に来ていただいて現金で寄付されたいという方がいらしたと聞いています。私にも、現金で寄付したいという相談が今まで多くありました。今日も、「クラウドファンディングはやり方がわからない、窓口で現金で渡せるなら喜んで寄付したい」というご意見を市民の方からいただきました。仮に、10月31日時点で、数百万円不足したということであれば、市民の方からのご厚意とご意見を踏まえて、11月1日から12月末まで現金による寄付を募ります、という追加の決断をすべきと考えます。

多くの課題を抱えながら進んできたクラウドファンディング、市として大事な決断をすべき時が近づいてきています。

 

 

 

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