習志野市、最新の児童・生徒数の推計を発表、小規模校への早急かつ総合的な対応を!

一昨日、今年最後の習志野市教育委員会会議を傍聴してきました。教育行政の方針を決める重要な会議なので、他の日程と重複しなければほぼ毎回傍聴しています。

今回は、「令和6年度版 小・中学校児童・生徒数及び学級数推計」に注目しました。この推計は、住民基本台帳の数字(2024年4月30日時点)を用いて、6年先までの児童・生徒数、そして、学級数を予測するものです。

小学校、中学校ともに児童・生徒数は減少していく傾向ですが、小学校においては、全校児童数200人を割り込む学校は増えていく見込みです。今は(2024年4月時点)、袖ケ浦西小学校(188人)だけですが、今後6年間で、袖ケ浦東小学校(2030年度に193人となる見込み)、秋津小学校(2027年度に191人となり、2030年度には153人となり市内最小人数となる見込み)の2校が200人を割り込みます。

習志野市は、小・中学校の適正規模・適正配置の方針において、

「まちづくりの視点を持ち、学校施設や敷地の有効活用を進め、地域コミュニティーの核となっている現在の学校(小学校 16 校、中学校 7 校)を可能な限り維持していく。 」

としています。一方で、

「6年後の学級数推計値(例:令和2年の学級数推計※における令和8年の推計値)で、全ての学年が単学級となると推計されるなど、学校運営上の課題が想定される場合、学校、行政、保護者、地域等の代表で、今後のまちづくりの中に学校をどのように位置づけていくのか検討する会議を設置します。」

という整理もあります。袖ケ浦西小学校と秋津小学校は、6年後にすべての学年が単学級となることが推計されていますので、まさに上記対応の対象となります。

また、まちづくりには構想、計画、実施と一定の時間がかかりますので、6年後になってから考えるのではなく、今から考える必要があります。

この問題は、街の将来を左右する一大事ですので、次回の議会でじっくりと議論していきます。

(写真は秋津小学校にあるビオトープ、素晴らしい環境がある学校です)

 

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