昨日、1月1日の各新聞の社説を見ると、
日本経済新聞:変革に挑み次世代に希望をつなごう
朝日新聞:不確実さ増す時代に 政治を凝視し 強い社会を築く
読売新聞:平和と民主主義を立て直す時 協調の理念掲げ日本が先頭に
毎日新聞:戦後80年 混迷する世界と日本 「人道第一」の秩序構築を
というタイトルで、4紙の社説に共通する点は、世界も日本も不確実で混迷している状況という時代認識でした。平和、民主主義、自由、第二次世界大戦後の世界を形作ってきた価値観が揺らいでいる時代に日本はどうするのか、問う内容の社説に色々と考えさせられました。
地方政治という観点では、私なりの答えは、志とチャレンジ、です。
志とは、自分たちの街は自分たちで決めていく、こういう街を築いて楽しく暮らしていきたいという自立心のようなものだと考えています。主体性、他人任せにしない心といってもよいかもしれません。変化の激しい時代に、まず自分が、自分たちがどうしたいのかという意思を持つことが不可欠です。
そして、チャレンジ。今、不確実な時代において、成功モデルはありません。試行錯誤の末に新しい価値観、社会モデルを築いていく時代で、チャレンジは不可欠です。しかし、チャレンジは勇気がいるものです。前例踏襲や横並びという逃げの意識を廃し、失敗する可能性も飲み込んで踏み出す必要があります。責任を背負う必要もあります。混迷の時代において、志のある仲間が集って一緒にチャレンジをする、このことでまちづくりの未来が拓きます(習志野市政の未来に向けた提言書は先月まとめました、こちらをご覧ください)。
元旦の新聞社説による時代認識を見て改めて意を強くしました。今年も、志とチャレンジを大事にして頑張っていきます。
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