16年間のまちづくりの方向性を決める大事な文書、「基本構想」。現在、市民の皆様からご意見を頂くパブリックコメント中です。
「基本構想」という言葉はなじみがなくて、とっつきにくいものかもしれませんが、この構想によって、習志野市の未来が決まる、私たちのまちづくりの土台になる、と色々と強調しても強調しきれないぐらい、大事な文書です。ぜひ多様な、たくさんのご意見をお寄せいただければと願っています。
そして、この構想は、パブリックコメント後に修正がなされて、今年9月の市議会において議決される予定です。そして、構想のスタートは来年4月となります。
私は、既にパブリックコメントの段階まで至っていることを踏まえて、今から、基本構想の下で展開する事業の下準備を積極的に進めていくべきと考えています。
9月の議会での議決を待って、または、来年4月のスタートを待って、「さあ、実際の事業を始めようか」と準備を開始するのではなく、今から下準備をしっかりと進めておいて、基本構想の開始とともに、ロケットスタートをしてほしいと考えています。
なぜなら、今の世の中、様々な変化が早くなっており、また、近隣自治体においても様々な動きがありますので、「時機を逸しない」ということはまちづくりにおいて非常に大事です。
特に、基本構想の重点の一つとなっている新習志野駅周辺の活性化については、現時点では隣駅の南船橋・幕張豊砂両駅にまちづくりの観点で大幅に遅れをとっている状況です。この遅れを踏まえて、今から着手できることはしっかりと進めておくべきです。具体的には、周辺住民との対話、事業者からの意見の受付、市役所内の推進体制の整備です。そして、基本構想の開始とともに、駅周辺の活性化のグランドデザインを描く作業を迅速に進めていくことが求められています。
いよいよ、ワクワクするまちづくりが具体的に始まろうとしています。ぜひご注目ください!
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