菊田川、谷津川、高瀬川の高潮対策事業、パブリックコメントの結果

3月のブログでご紹介した、菊田川、谷津川、高瀬川の高潮対策事業、パブリックコメントの結果が千葉県のWebサイトで公表されています。

10件のコメントのうち、私は、

「現在でも徐々に人口が増加」という記述に関し、菊田川及び谷津川の流域である秋津・香澄・袖ケ浦という地域は高齢化が著しい状況に留意いただき、まちづくりの動向と本整備計画との連携を図ったうえで前向きな事業を推進いただきたい。

というコメントは重要と考えています。

水門や排水機場のみならず、道路や橋といったインフラ建設においては、まちをどうしていくのか、まちづくりを俯瞰した方向性という点が欠ける傾向にあると捉えています。

今回の高潮対策事業についても、最長で25年間という事業期間が想定されていますが、25年間という期間でまちがどう変わっていくのか、という視点が不足していると捉えています。立派な水門や排水機場ができて高潮対策が改善したとしても、対策をして守ろうとするまちが衰退して無くなってしまったら元も子もありません。

この高潮対策事業は、長期的な視点で、高潮対策のみならず、新習志野駅周辺の活性化、茜浜と菊田川におけるにぎわい創りにも密接に関係するため、しっかりとフォローしていきます。

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