昨日のブログ記事で紹介した教育大綱の下に位置付けられる「教育振興基本計画」についても、現在、パブリックコメント中です(内容はこちら)。
私は、教育は一人一人の豊かな人生につながるものであり、また、豊かな社会を形作るものとして、とても重視しています。
この計画(案)においては、理念として、
主体的に学び 理解し合い 未来を創る 習志野の人づくり
としています。一番のポイントは「主体的に学び」だと捉えています。この計画(案)における現状分析でも記載されていますが、今の世界は変化の激しく、将来の予測が難しい時代です。常に、そして、あらゆることが激しく変化する時代において、前向きに学び、生きていくためには自らの力で情報を整理し、周りの環境を整えて、あらゆることに能動的に取り組むことが必要です。
このような観点で、日本の教育行政をみわたすと、管理型教育が未だに色濃く残っていると捉えています。主体性を育むためには、児童や生徒に自由と責任に対する意識をもつように促すことが重要です。しかし、小学校や中学校においては学校・学級運営において画一的で、管理型のものが多くないでしょうか。ブラック校則と言われるような過剰な校則はその一例ですし、卒業式等において行動を一にするように事前練習を繰り返すことも意味不明です。
習志野市は「教育は人づくりであり、人づくりはまちづくりにつながる」の考えで教育行政を進めてきました。この考えに強く共感し、主体的な学びを促進していくために、管理型教育、画一的な学校・学級運営の打破を進めていきます。今まで取り組んできた「義務教育の無償原則の真の実現」に加えて、来年以降は自立的な学びに向けた改善に注力していきます。
この教育振興基本計画で様々示されている各種施策については、今後、議会や個別協議で内容を確認し、内容の充実を図っていきます。
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