今日は、習志野市議会として習志野文化ホールの現場視察を行いました。習志野文化ホールは2023年3月に閉館された後、旧モリシアの再開発事業が一時中断となったことを踏まえて、現施設を改修して使用再開する方向で議論がなされています。この状況を踏まえて、議長の提案で現場を視察することになりました。
楽屋、舞台、パイプオルガン、座席、入り口等を見て、雨漏りや天井の一部落下等の老朽化の状況を見てしっかりと確認することができました。
私は、旧モリシアと文化ホールの使用再開については、再開期間は「概ね10年」と区切るのではなく、耐震等の安全性が保たれる期間、できる限り長い間使用できるように改修すべきと考えています。そして、その後は、今回のような事態を二度と繰り返さないように、他の市有地に移転すべきと考えます。
音楽や文化ホールは市民生活にとって重要ではありますが、市政において、教育、子育て、福祉、医療等、取り組むべき課題が多くある中、この問題にこれ以上多大な時間と労力を費やし続けるべきではなく、大きな方針について決断すべき時期にあると考えます。習志野市が土地の所有権を持っていない以上、将来も今回のような酷い事態が繰り返される可能性がありますので、JR津田沼駅近くという利点はわかりますが、他の市有地への移転を検討していくべきと考えます。


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