「暴言市長奮戦記 明石市長 泉房穂のすべて」(世界書院、山岡淳一郎、2023年)を読みました。泉さんに関する本として2冊目です。
あえて「暴言市長」というネーミングを付けなくてもよいと思いましたが、商売として仕方がないのかもしれません。
この本を読んで、改めて、政治家にとって政治を志す原点が大事だと認識しました。泉さんの場合には、障がいをもって生まれた弟さんへの社会の接し方が原点となったとのことです。
私は、従来から政治家の安易な世襲には反対してきました。理由は、政治を目指す志の原点がなく、「親が政治家だから政治を目指す」ということでは庶民の声を反映できない、熱を持った政治はできないと考えるからです。
世襲は絶対ダメというつもりはありませんが、政治を志した原点は重要だと改めて考えました。
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