来年度予算のポイント解説、3回目の今回は、学校環境の整備です。
物価高騰、工事費高騰といった環境の下にありますが、子どもの教育環境は重要であり、その整備が着実に進められています。
市内小中学校の校舎は順次、建替え又は改修が進んでおり、また、来年度は学校体育館へのエアコン設置に向けた設計が行われて2025年度には設置完了となる予定です。このエアコン設置は防災という観点でも重要です。災害発生時には多くの地域で学校体育館が避難所となるため、真夏や真冬の避難生活にはエアコンが必須となります。早期の設計、実施を進めるべく、私もしっかりとフォローしていきます。
また、1回目の記事で紹介した、小中学校における保護者の経済的負担の軽減については、副教材費の共用化の推進だけではないことが先週の一般質問によるやりとりで判明しました。
中学校においては、受験等進路に関する費用に関して、7校分で255万3千円の予算が措置されることになりました。これによって高校受験に関する費用の公費化が進むことになります。これも大きな進展ですね。
学校環境の整備、校舎の建替や改修は地味な事業かもしれませんが、私は極めて重要であり、難しい事業環境の下で着実に事業を進めている関係者に感謝しています。
加えて、鷺沼小学校は、鷺沼特定土地区画整理事業に伴って移転が予定されており、新しい校舎の設計が始まります。地域や保護者の要望をしっかりと踏まえて、新しい街の中核となるような素晴らしい校舎を目指してほしいと思います。
未来を担う子どもたちのために、学校環境の整備は極めて重要であり、今後もしっかりと取り組みます。
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