まちづくりには「総合性」、そして「将来像」が不可欠

まちづくりをしていく際には、「総合性」という観点が不可欠だと考えています。

例えば、

公園の再整備をする際に、その公園付近の道路や公共施設の更新予定を確認する

歩道橋の改修や撤去をする際には、街全体の歩行者の動線を考慮する

公共施設を更新する際には老朽化対策という観点に加えて、その施設が街でどういう役割を果たしているのかという観点を大事にする

どれも当たり前のことですが、市役所の関係職員が自分の所管する分野だけに集中してしまうと、ついつい総合性を忘れてしまうこともあると思います。「この事業は●●課の担当ですが、他はわかりません」という話は通用しません。市民にとっては、市役所は一つであり、●●課、●●室といった担当課は関係ありません。

「総合性」のあるまちづくりについては、政治家が特にしっかりと見据えておく必要があると考えています。

さらに、「将来像」も大事です。今の延長線で街の未来を考えるのではなく、将来、「こういう街に住みたい」、「こういう社会にしていきたい」という理想像をしっかりと考えて、その理想像から現状を確認して足りないものは何か、予算等の制約がある中で優先度高くやっていくべき事業は何か、と考える視点が重要です。

理想(将来像)と現実との間で適度なバランスでまちづくりをすすめることが持続可能で豊かな街につながります。

私は、今、新習志野駅周辺の第2のまちびらきについて提唱していますが、総合性と将来像を大事にして取り組んでいきます。

 

 

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