習志野市議会、多様な人材の参画に向けた動き

地方議会の改善の一つとして、議員情報の公開、特に住所の公開、についてどうするか、という論点があります(参考記事はこちら)。地方自治を所管する総務省も、「多様な人材が参画し住民に開かれた地方議会の実現に向けた各議会における取組について」という文書を地方に対して発出、Web公開し、その中で個人情報への配慮について言及しています。

このような動きを踏まえて、習志野市議会においても、Webサイトで公開している議員情報で住所については、記載方法を変更することになりました。従前は、自宅住所を記載することになっていましたが、選択式として、自宅住所を記載、住所の町名まで記載、会派控室を記載を選べるようになりました。

私はこの改善は大事なことだと捉えています。政治家には説明責任がありますが、個人情報には一定の配慮が必要であり、防犯という観点でも住所公開については選択制がよいと考えています。特に、冒頭に紹介した参考記事にもあるように、女性にとっては自宅住所の公開は立候補を検討する際のハードルになると考えています。

小さな一歩かもしれませんが、色々な方が参画できる議会として前向きな改善だと捉えています。

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