習志野市は、2025年7月31日時点で人口は175,115人であり、市の推計によると2035年までは人口は微増傾向にあり、2035年に178,591人に達した後は人口は微減し始めて、2050年には170,547人となるとされています。
日本全体では人口減少が最大の課題と言われている中、習志野市は今後10年間は人口は維持・微増となり、25年後でも今から3%弱の減少に留まるという点は、習志野市の有する相対的な強みと言えます。一方で、習志野市でも生産年齢人口(15-64歳)は、2028年をピークに右肩下がりとなる見込みのため、習志野市の課題は、人口減少というよりも、少子高齢化と捉えています。
人口の見通しに加えて、財政の見通しも重要です。人口の微増傾向と比例して習志野市の市税収入は堅調に伸びていく一方で、今後は、公共施設の再生、高齢化による扶助費の増加等、支出も増えていく見通しです。
人口の見通し、そして、財政の見通しを踏まえて、習志野市は未来に向けた投資をどのタイミングですべきか。来週11日の一般質問の場において、市政として勝負すべきタイミングについて議論を深めていきます。
コメント