習志野市は、様々な政策や計画の改訂を進めていますが、産業振興に関する計画も含まれています(詳細はこちら)。地域経済の活性化は、住民生活の充実、市税収入の増加、地域におけるつながりの強化、防犯の推進等、様々な利点をもたらすことができる、非常に重要なものです。
パブリックコメントに示されている、6つの方針は網羅的ではありますが、革新的なものはあまり見当たりません。
例えば、観光プロモ―ションにおいて、歴史的なつながりがあり、市内に企業もあるドイツとの連携を深めて観光・交流事業を打ち出していく、といったことはどうでしょうか。また、先月の決算委員会でも主張しましたが、創業支援については、他自治体で成果を出した創業支援団体のノウハウを活用する、というアプローチも考えられます。
産業振興については、従来の取組を地道に継続することを土台としつつ、基本的には新しい取組をたくさん打ち出すことが重要です。新しい取組による打率(成功率)が100%になることは難しいと割り切ったうえで、果敢なチャレンジ、新しい取組が求められています。国内外の変化が激しくなっている時代において、今までどおりの産業振興でうまくいくわけがありません。イノベーションは、過去や現在の延長線では生まれずに、革新的なチャレンジによってもたらされます。
この意味では、創業に関する成果の指標として設立法人数となっていますが、設立法人数に加えて、革新的な取組で注目される動きを示した、または売上を急増させた法人数、といった指標も加えてみてはどうでしょうか。
産業振興だけでなく、あらゆる分野でチャレンジのあふれる、ワクワクする習志野を創るべく、引き続き全力を尽くしていきます。


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