今日のNHKニュースで、「千葉 JR津田沼駅複合施設建て替え 工期遅れる見通し」という報道がなされていました。大変残念な事態ですが、他自治体での事例(中野区の「中野サンプラザ」跡地再開発等)を踏まえれば、工事費高騰の影響は予想できたものです。複合施設の「モリシア津田沼」は既にこの3月に閉店することが決まっており、このままでは、閉店後のビルが暫くの間放置される、または、解体だけして更地になってそのままという期間が生じてしまう可能性があります。
JR津田沼駅南口は、習志野市の表玄関と言われる場所であり、モリシア津田沼で買い物をしていた方にとっては工期遅れによる空白期間の延長は大きな痛手になります。
そして、工事費高騰はこの件に限らないことで、習志野市が今後予定している清掃工場の建て替え等、公共施設の再生計画にも大きな影響を及ぼすものです。改めて、計画全体をゼロベースで見直し、必要性と緊急性を精査して優先順位を見極めるべきです。例えば、私が費用対効果が低いと主張している秋津サッカー場の人工芝化(4億円以上の工事費がかかる見込み)等は即座に凍結すべき事業です。
この件については市側にしっかりと問いながら、対応策を模索し、また、具体的な提案をしていきます。
(写真はモリシア津田沼にあった習志野文化ホール)
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