新湾岸道路、2ルート案の提示、習志野市への影響は?

3月の議会で議論をした新湾岸道路プロジェクト、このプロジェクトの有識者委員会事務局が初めてルート案とその構造案を公表したと報道されています。

2ルート案が示されていて、一つは沿岸部を通るルート、もう一つは国道357号線の拡幅及び一部新設となっています。

構造としては、沿岸部ルートは高架または地下、国道357号線ルートは既存道路の拡幅となっています。

習志野市としては、沿岸部ルートであれば、海浜霊園や清掃工場前の道路(千葉船橋海浜線)の上(高架)か地下が高速道路となり、国道357号線ルートであれば、JR京葉線沿いの国道357号線が拡幅・整備されて高速道路となるという案が示された、ということです。

私は、このプロジェクトについて、現時点では、周辺自治体と住民の意見を丁寧に反映させつつ、物流、防災、医療等の観点から進めていくべきと考えており、また、3月議会では、湾岸部、海辺のにぎわい創出と連携させて考えていくべき、と主張しました。

習志野市の湾岸エリアとその周辺は、今後、羽田アクセス線臨海部ルート開業(2031年度見込み)によるJR京葉線の沿線価値向上、ZOZOマリンスタジアムの移転(2034年見込み)による幕張地区の再活性化、習志野市清掃工場の建て替え(2032年度稼働)、習志野市による新習志野駅周辺の活性化(2026年度~)と様々な動きが出てきます。新湾岸道路プロジェクトについても、道路のみの効果や影響等ではなく、地域を広く俯瞰して、事業間の相乗効果等を図りながら進めていくべきです。

長期的な視野に立って新湾岸道路プロジェクトを捉えて、習志野市の沿岸部を盛り上げていきます。

 

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