習志野市議会、一般質問:最終日のポイント

習志野市議会、今議会の一般質問は今日が最終日でした。最終日は1名の方が登壇して、幅広いテーマについて議論を行いました。私なりにまとめたポイントは以下のとおりです。

●次期の基本構想(案)で示された「新習志野駅勢圏の活性化」について、市議側から「新習志野駅南側には公共・公益施設(保育所、幼稚園、学校、公園、生活道路等)がないので、市が示唆している住宅の誘致等は不適切ではないか」という趣旨の主張に対し、市側から「都市の姿は時代の変化に応じて変わっていくが、都市計画による土地利用の方針を見直すことは慎重に検討していく」という趣旨の回答がありました。

⇒私は、新習志野駅周辺の活性化、特に駅前広場の再開発を推進することで、駅南北の地域を活性化させていきたいという立場ですので、上記の主張には賛同しません。しかし、新習志野駅周辺の活性化は非常に大きな方針転換なので、最初の段階で喧々諤々と議論することは意義深く、大事な話なので多様な意見を出し尽くしていくべきと考えています。なお、公共・公益施設については、新習志野駅から秋津公園に直結する歩道橋を新設することで秋津保育所、秋津小学校、第七中学校への通所・通学は容易となり、また、総合福祉センターにも駅から徒歩数分となります。新習志野図書館・公民館にも徒歩5分以内となります。また、駅前広場に複合型施設を設けて、その中にクリニックや薬局を誘致することも想定しています。「新習志野駅周辺の活性化ビジョン」を策定すべきと考えているので、私の考えをまとめて市側に具体的に提起していきます。

●廃止予定の菊田公民館の代替機能として、旧庁舎跡地を民間に貸与する形で設置する施設の中に設ける多目的スペースに加えて、廃園後の津田沼幼稚園の活用を考えていくという方針が市側が初めて提示されました。

⇒私は、歴史があり、また、商店街と連動して地域拠点となっている菊田公民館については、老朽化して耐震性に問題があるという課題を踏まえて、地元と丁寧に対話を重ねて今後のあり方を考えていくべきという姿勢です。

21人の市議による一般質問は幅広い課題について多様な意見が提示、議論されました。一つ一つをしっかりと消化し、そして、フォローして、前向きなまちづくりの推進につなげていきます。各議員による一般質問はこちらから録画がご覧になれますので、気になる市議や質問についてぜひご覧ください。

ともに、明日の習志野へ!

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