習志野市による各種政策・計画に関するパブリックコメント、11月30日がコメント受付の締切となっているものが11文書、12月15日が締め切りとなっているものが8文書、計19文書が公開されています(リストはこちら)。
私なりのまとめやコメントをブログで紹介してきており、今回は「習志野市スポーツ推進計画」について紹介します。
理念として「スポーツによるウェルビーングの向上と交流・まちの活性化」を掲げ、「する」「みる」「ささえる」というスポーツの3つの側面に分けて、各々推進を図っていく方向性は適切だと捉えています。
一方で、具体的な事業(案)は現在の取組の延長線のものが多く、8年間の取組事業としてはやや寂しい内容です。
私としては、
●担当課である生涯スポーツ課を教育委員会から市長部局に移管したうえで、「スポーツ×まちづくり課」という名称に変更し、まちづくりの視点を強化する。
●スポーツ施設の管理運営については、市民利用を第一としつつ、「稼ぐ施設」という視点も取り入れて、指定管理者制度を通した民間委託を進めていく。
●秋津公園については、新習志野駅に隣接し、野球場、サッカー場、多目的広場という施設を有していることから、個々の施設毎の管理ではなく、公園全体の管理について、公園のネーミングライツ(例えば、●●スポーツ・パークという名前)も付けて包括委託とする。民間企業との間で5年間程度の長期で包括契約し、樹木の管理からスポーツ施設の運営までお任せすることによって、にぎわいの創出、スポーツの推進につながっていきます。市民や利用者のニーズを敏感に把握して、適切に施設を運営するノウハウは民間企業に優位性があります。
●阿武松部屋やオービックシーガルズとの連携については、観光資源としての活用という観点も加えて、ふるさと納税制度の活用、駅周辺でのPR(例えば、新習志野駅の駅前広場の一部をオービックシーガルズのチームカラーに塗り替える等)等を推進する。
●散歩やジョギングという最も身近なスポーツの推進のために、市道や公園の整備(段差の解消、樹木の選定、防犯灯の増設等)を推進する。
といった事業を加えていただきたいと考えています。
これらの点については既に様々な場で提起したり、次年度予算への要望で言及してきていますが、今後も積極的に、そして、具体的に提案し、実現につなげていきます。


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